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経営者からのメッセージ

株式会社 中京医薬品
代表取締役社長

山田 正行

株主の皆様へ

より愛され、より親しまれる企業。
そして、どんな状況にも屈しない企業を目指して。


 株主の皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。また、平素より格別のご支援並びにご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。ここに、中京医薬品の第33期(平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)のご報告をするにあたり、株主の皆様へ一言ご挨拶申し上げます。

当期の経営成績

 当事業年度におけるわが国の経済は、海外経済の改善や政府による経済政策などを背景に企業収益に改善が見られ、緩やかながら景気回復の兆しもありましたが、円高や雇用情勢・個人消費が引き続き低迷するなかで、先行きは依然として不透明な状況で推移いたしました。また、去る3月11日に発生した東日本大震災は、東北地方を中心に甚大な被害をもたらすとともに、福島第一原子力発電所の事故に伴い電力供給の不安や風評被害が生じるなど、わが国経済全体に深刻な影響を及ぼしつつあり、回復基調だった経済に再び暗雲が立ち込める事態となっております。

 このような環境の中で、当社は企業の持続可能な成長と豊かさを実現するために、売上のみならず利益、キャッシュ・フローをより重視する、バランスある事業運営、企業風土を構築する体質改革・転換期と位置づけ組織改編、営業所の統廃合、経営資源の選択と集中を実行し、事業効率及び財務基盤の強化を進めてまいりました。その結果、全社的には商品在庫、販売費及び一般管理費の低減が進み、財務基盤及び利益体質の強化に一定の成果が得られました。また、お客様生涯価値創造をテーマとして、配置営業統括本部にマーケティング部を新設し、商品企画部と連携して商品開発を進め、顧客満足度の向上を図る体制を整えました。これからもより一層お客様からのご期待、ご要望に応え、より愛されより親しまれる企業を目指して、“ふれあい業”の進化を最重要政策として実行してまいります。

 他方、アクアマジック事業部で展開いたしております売水事業は第2の収益の柱とするため、半田ウォーターショップに新たな製造プラント及び自動倉庫を完成させ、今後の事業拡大に備え体制の整備を行ってまいりました。今後は事業拡大に向けた施策として配置営業部の顧客へのサービス展開も含め営業強化に努めてまいります。

 その結果、当事業年度における売上高は6,700百万円(前期比10.4%減)、営業利益は242百万円(前期比38.7%増)、経常利益は265百万円(前期比34.8%増)となりましたが当期純利益は訴訟損失引当金繰入額86百万円を含む152百万円を特別損失に計上したことから29百万円(前期比66.9%減)となりました。

第34期の抱負と見通し

 次期の見通しにつきましては、国内景気の回復が徐々に見え始めていた矢先の平成23年3月11日に発生いたしました東日本大震災により直接的な被害のみならず、福島の原子力発電所の放射能漏れ事故等の二次被害も未だ終息に至らず、この混乱により国内景気は低迷を余儀なくされ今後も不透明な状態が暫く継続するものと思われます。

 このような状況の中で、当社は、中核をなす配置販売事業におきまして、当期の営業所統廃合により獲得した効率的な営業体制と強固な財務基盤を維持継続しつつ、中期経営計画に基づき利益を重視した新たな経営戦略を推進してまいります。

 また売水事業におきましては、半田売水工場の完成で供給能力も大幅に高まったため、今後は更なる顧客数と営業エリアの拡大に努めながら効率的な物流体制を構築し、第二の収益の柱になるよう邁進してまいります。また当社の持つ顧客基盤を有効に活かしたシナジー効果の高い戦略的な企業提携や時代に即した新しいビジネスモデルの構築も模索してまいります。

 以上により平成24年3月期の業績につきましては、売上高6,750百万円(前年同期比0 . 7%増)、営業利益240百万円(前年同期比0.8%減)、経常利益260百万円(前年同期比1.9%減)、当期純利益120百万円(前年同期比313.8%増)を見込んでおります。

平成23年6月

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